(この記事は2008年春版の今更MinGWシリーズの一部です。既に内容は古いので、MinGW猫科研究所パックを参照することをお勧めします。)
今更MinGW(A)猫科研究所パック
今更MinGWシリーズを書いたばかりだというのに、MinGWが色々アップデートしやがって頭に来たのでとても嬉しいのでいっそのことパッケージにしてしまおうと思い立ち、数時間で作成。
ただし、上記特集で書いたものと異なり、GCC4.x系列は含みません。
ブツ
msys_felidlabo_a000repack.7z(2008/05/04, 17,337KiB)
サイズが大きかったので2008/10/16に再アーカイブしました。内容は同じです。
概要
MinGWの環境構築が面倒な人向けのパッケージ。特段のカスタマイズはないがLinuxにおけるディストリビューションのようなもの。
基本方針
- 簡単に導入できる。
- ffmpegがビルドできる。
- Technology Previewはなるべく使わない。
- メジャーなライブラリ類は含めていくかも。
使い方
インストール
C:\msysとなるように配置。このreadme.txtと同階層にMSYSのターミナルのショートカットがあるので適当にコピーなどすればよい。c:\msys以外に置いた場合、mountされてるディレクトリの関係でおかしくなるかと。
アンインストール
丸ごと削除。
仕様・制限・注意
標準のターミナルをrxvtからコマンドプロンプトベースに変えてある。構成ファイルは下記の通り。
MinGW-5.1.4.exeでダウンロードした物
- gcc-core-3.4.5-20060117-1.tar.gz
- gcc-g++-3.4.5-20060117-1.tar.gz
- mingw-runtime-3.14.tar.gz
- w32api-3.11.tar.gz
MinGW-5.1.4.exeでダウンロードされる物がWebでCurrentではないので更新した物
- binutils-2.18.50-20080109.tar.gz
- mingw32-make-3.81-20080326-2.tar.gz
あると便利なのでMinGWに追加した物(単純展開)
- mingw-utils-0.3.tar.gz
あると便利なのでMinGWに追加した物(ビルド)
- wget-1.9.1.tar.gz
- wget-1.9.1-mingwPORT.tar.bz2
- zlib-1.2.3-mingwPORT-1.tar.bz2
- ただし、static版を主に使用するためdll版はエスケープ。
- libz.dll.a.esc/libzdll.a.escという名前で保存。
- jpeg-6b-mingwPORT.tar.bz2
- ただし、static版を主に使用するためdll版はエスケープ。
- libjpeg.dll.a.esc/libjpeg.la.escという名前で保存。
- nasm-2.02.tar.bz2
- yasm-0.7.0.tar.gz
MSYSに追加した物
- coreutils-5.97-MSYS-1.0.11-snapshot.tar.bz2
- ただしpr.exeのみ。(最近のffmpegで使用する)
MSYSに含まれる物が古すぎるのでTechnology Previewで更新した物
- bash-3.1-MSYS-1.0.11-1.tar.bz2
- オリジナルはsh.exe.orgという名前で保存。
元ネタ
- MinGW/MSYS/msysDTK
- http://www.mingw.org/
- zlib
- http://www.zlib.net/
- Independent JPEG Group
- http://www.ijg.org/
更新履歴
- assemble000 2008/05/04
- "今更MinGW"の記事を書いたばかりなのに、色々更新されたことに腹を立て作成。
おくづけ
- 作った人
- 猫P(unyapi)
- ライセンス
- 上記「元ネタ」の各ライセンスに従う
最終更新時間:2008年05月04日 18時55分24秒